
はじめに
「働きたい気持ちはあるけれど、一般企業はまだ難しい…」「自分に合った働き方を探したい」そんな方を支援するのが、障害福祉サービスの就労支援サービスです。
3つのサービスの全体像
| サービス | 目的 | 雇用契約 | 工賃・給与 | 利用期間 |
| 就労移行支援 | 一般企業への就職を目指す | なし | 原則なし | 原則2年 |
| 就労継続支援A型 | 雇用契約を結んで働く | あり | 最低賃金以上 | 制限なし |
| 就労継続支援B型 | 自分のペースで働く | なし | 工賃(平均約16,000円/月) | 制限なし |
就労移行支援とは?
一般企業への就職を目指してトレーニングを行うサービスです。65歳未満で、一般企業への就職を希望する障害のある方が対象です。
- ビジネスマナー・パソコンスキルの訓練
- 体力づくり・生活リズムの安定
- 就職活動のサポート(履歴書作成・面接練習)
- 就職後の職場定着支援(最大3年間)
💡 就労移行支援は「就職するための準備をする場所」です。在籍中は給与は発生しませんが、交通費支給などの支援がある事業所も多いです。就職率は事業所によって大きく異なるため、見学時に確認しましょう。
就労継続支援A型とは?
事業所と雇用契約を結んで働くサービスです。月平均約8〜10万円(時給900円前後が多い)の給与が支払われます。清掃・製造・カフェ運営・データ入力・農業などさまざまな業種があります。
💡 「働きながら、支援も受けられる」のがA型の特徴です。ただし雇用契約があるため、出勤や業務の一定の責任が伴います。
就労継続支援B型とは?
雇用契約を結ばず、自分のペースで作業や活動に取り組むサービスです。月平均約16,000〜17,000円(全国平均)の工賃が支払われます。体調が不安定な方や、長い離職期間がある方にも向いています。
💡 B型は「働く練習の場」や「居場所・日中の活動の場」として利用されている方も多いです。体調に合わせて休みやすい環境が多く、焦らず自分のペースで取り組めます。
どれを選べばいいの?
就労移行支援が向いている方
一般企業への就職を明確に目指している / 体力・生活リズムが安定してきた
就労継続支援A型が向いている方
一定のルールのもとで安定して働きたい / 収入をある程度確保したい
就労継続支援B型が向いている方
体調に波がある / 社会参加の場・居場所として活用したい / まずは働くことに慣れたい
💡 迷ったときは、複数の事業所を見学・体験してみることを強くおすすめします。雰囲気・スタッフの対応・利用者の様子を実際に見て選ぶことが大切です。
まとめ
- 就労移行支援 → 一般就職を目指してトレーニング(最大2年)
- 就労継続支援A型 → 雇用契約あり・最低賃金保障で働く
- 就労継続支援B型 → 雇用契約なし・自分のペースで活動する
- 就労定着支援 → 就職後の職場定着を最大3年間サポート
※ このブログは一般的な情報提供を目的としています。個別の状況については、お住まいの市区町村窓口または相談支援事業所にご相談ください。