第5回:就労支援サービスを知ろう!A型・B型・就労移行支援の違い

第5回:就労支援サービスを知ろう!A型・B型・就労移行支援の違い

はじめに

「働きたい気持ちはあるけれど、一般企業はまだ難しい…」「自分に合った働き方を探したい」そんな方を支援するのが、障害福祉サービスの就労支援サービスです。

3つのサービスの全体像

サービス目的雇用契約工賃・給与利用期間
就労移行支援一般企業への就職を目指すなし原則なし原則2年
就労継続支援A型雇用契約を結んで働くあり最低賃金以上制限なし
就労継続支援B型自分のペースで働くなし工賃(平均約16,000円/月)制限なし

就労移行支援とは?

一般企業への就職を目指してトレーニングを行うサービスです。65歳未満で、一般企業への就職を希望する障害のある方が対象です。

  • ビジネスマナー・パソコンスキルの訓練
  • 体力づくり・生活リズムの安定
  • 就職活動のサポート(履歴書作成・面接練習)
  • 就職後の職場定着支援(最大3年間)

💡 就労移行支援は「就職するための準備をする場所」です。在籍中は給与は発生しませんが、交通費支給などの支援がある事業所も多いです。就職率は事業所によって大きく異なるため、見学時に確認しましょう。

就労継続支援A型とは?

事業所と雇用契約を結んで働くサービスです。月平均約8〜10万円(時給900円前後が多い)の給与が支払われます。清掃・製造・カフェ運営・データ入力・農業などさまざまな業種があります。

💡 「働きながら、支援も受けられる」のがA型の特徴です。ただし雇用契約があるため、出勤や業務の一定の責任が伴います。

就労継続支援B型とは?

雇用契約を結ばず、自分のペースで作業や活動に取り組むサービスです。月平均約16,000〜17,000円(全国平均)の工賃が支払われます。体調が不安定な方や、長い離職期間がある方にも向いています。

💡 B型は「働く練習の場」や「居場所・日中の活動の場」として利用されている方も多いです。体調に合わせて休みやすい環境が多く、焦らず自分のペースで取り組めます。

どれを選べばいいの?

就労移行支援が向いている方

一般企業への就職を明確に目指している / 体力・生活リズムが安定してきた

就労継続支援A型が向いている方

一定のルールのもとで安定して働きたい / 収入をある程度確保したい

就労継続支援B型が向いている方

体調に波がある / 社会参加の場・居場所として活用したい / まずは働くことに慣れたい

💡 迷ったときは、複数の事業所を見学・体験してみることを強くおすすめします。雰囲気・スタッフの対応・利用者の様子を実際に見て選ぶことが大切です。

まとめ

  • 就労移行支援 → 一般就職を目指してトレーニング(最大2年)
  • 就労継続支援A型 → 雇用契約あり・最低賃金保障で働く
  • 就労継続支援B型 → 雇用契約なし・自分のペースで活動する
  • 就労定着支援 → 就職後の職場定着を最大3年間サポート

このブログは一般的な情報提供を目的としています。個別の状況については、お住まいの市区町村窓口または相談支援事業所にご相談ください。

ティーズ行政書士事務所

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