第11回:精神障害のある方が使えるサービス特集

第11回:精神障害のある方が使えるサービス特集

はじめに

精神障害のある方の中には、「自分は福祉サービスを使っていいのかわからない」「手帳がないと使えないと思っていた」という方が少なくありません。今回は精神障害のある方に向けて、使えるサービスをまとめます。

💡 手帳がなくても使えるサービスがあります。精神障害者保健福祉手帳を持っていなくても、自立支援医療の受給者証や医師の診断書で申請できる場合があります。

精神障害の対象範囲

  • 統合失調症
  • うつ病・双極性障害
  • 不安障害・強迫性障害
  • 発達障害(ASD・ADHD・LDなど)
  • 高次脳機能障害
  • 依存症(アルコール・薬物など)

精神障害のある方が活用しやすいサービス

① 自立支援医療(精神通院医療)

精神科・心療内科への通院にかかる医療費を軽減する制度です。対象の医療費が原則1割負担になります(さらに所得に応じて軽減あり)。申請先は市区町村の窓口です。

② 就労移行支援・就労継続支援

精神障害のある方の利用者数は近年急増しています。体調管理しながら働くスキルを身につけられる事業所も増えています(第5回参照)。

③ 地域移行支援・地域定着支援

地域移行支援は、精神科病院や施設に入院・入所している方が地域生活に移行する際にサポートするサービスです。地域定着支援は、地域生活に移行した後も夜間・休日を含む緊急時の相談対応など24時間体制でサポートするサービスです。

④ 自立生活援助

一人暮らしをしている方や希望する方を対象に、定期的な訪問や随時の相談対応を行うサービスです。服薬管理・近隣トラブルへの対応など生活全般をサポートします。

発達障害のある方へ

発達障害(ASD・ADHDなど)のある成人の方も、精神障害者として障害福祉サービスを利用できます。

サービス活用のポイント
就労移行支援仕事の特性理解・職場での対応スキルの習得
自立生活援助一人暮らしのサポート
グループホーム共同生活の場
相談支援ライフイベントごとの相談

まとめ

  • 精神障害のある方は手帳がなくてもサービスを利用できる場合がある
  • 自立支援医療で通院の医療費を軽減できる
  • 地域移行・地域定着支援で入院から地域生活へのサポートが受けられる
  • 自立生活援助で一人暮らしをしながら支援を受けられる
  • 発達障害のある方も利用できるサービスが多数ある

このブログは一般的な情報提供を目的としています。個別の状況については、お住まいの市区町村窓口または相談支援事業所にご相談ください。

ティーズ行政書士事務所

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