第1回:障害福祉サービスって何?〜はじめての方へわかりやすく解説〜

第1回:障害福祉サービスって何?〜はじめての方へわかりやすく解説〜

〜はじめての方へわかりやすく解説〜

はじめに|こんなお悩みはありませんか?
 「障害福祉サービスって聞いたことあるけど、自分(や家族)が使えるの?」
 「どこに相談すればいいかわからない…」
 「難しそうで、なんとなく調べるのを後回しにしてしまっている」

そんな方のために、このブログシリーズでは障害福祉サービスをゼロからわかりやすくお伝えしていきます。
第1回は「そもそも障害福祉サービスって何?」という基本中の基本から始めましょう。

障害福祉サービスとは?

障害福祉サービスとは、障害のある方が地域で自分らしく生活できるよう国が支援する制度です。
2006年に施行された「障害者自立支援法」が土台となり、2013年には「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」へと発展しました。
この法律のもとで、ヘルパーによる自宅でのサポートや、日中活動の場の提供、就労支援など、さまざまなサービスが用意されています。

ポイント:
 障害福祉サービスは「かわいそうだから助ける」ではなく、「自分らしく生きる権利を保障する」という考え方が根本にあります。

誰が使えるの?

障害福祉サービスは、大きく分けて以下の方が対象です。
 ① 身体障害のある方
  視覚・聴覚・肢体不自由・内部障害(心臓・腎臓など)など。
  身体障害者手帳をお持ちの方が対象の中心です。
 ② 知的障害のある方
  療育手帳(地域によって「愛の手帳」「みどりの手帳」とも呼ばれます)をお持ちの方。
 ③ 精神障害のある方
  統合失調症・うつ病・双極性障害・発達障害など。
  精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方のほか、自立支援医療の対象の方も含みます。
 ④ 難病の方
  2013年の法改正で、ALS・パーキンソン病など指定難病(現在366疾病) の方も対象に加わりました。
  手帳がなくても利用できる場合があります。

大切なこと:
  手帳がないと絶対に使えない、というわけではありません。まずは窓口に相談することが大切です。

どんなサービスがあるの?

障害福祉サービスは大きく2つのグループに分かれています。


🟦 介護給付(日常生活のサポート)
  日常生活で介護や見守りが必要な方へのサービスです。

サービス名内容のイメージ
居宅介護(ホームヘルプ)自宅でヘルパーさんに来てもらう
短期入所(ショートステイ)施設に短期間泊まる
生活介護日中、施設で活動しながら介護を受ける
施設入所支援施設に入所して生活する


🟩 訓練等給付(自立・就労のサポート)
  自分らしく生活する力をつけたり、働くことを目指すためのサービスです。

サービス名内容のイメージ
就労移行支援一般企業への就職を目指してトレーニング
就労継続支援A型・B型福祉的な環境で働く(A型は雇用契約あり)
グループホーム少人数で共同生活しながらサポートを受ける
自立訓練生活スキルや機能回復のトレーニング


これだけでも種類が多いですよね。次回以降、ひとつひとつ丁寧に解説していきますので安心してください!

使うにはどうすればいいの?

3ステップで解説

 STEP 1|市区町村の窓口に相談・申請する
  お住まいの市区町村の福祉課・障害福祉課に相談しましょう。
  「何から始めればいいかわからない」という段階でも大丈夫です。
 STEP 2|調査・審査が行われる
  申請後、支援の必要度を判断するための「障害支援区分」の認定調査が行われます。
  (区分については第3回で詳しく解説します)
 STEP 3|サービス計画を立てて利用開始
  「相談支援専門員」という専門家と一緒に、どのサービスをどのくらい使うかを決める計画を作ります。
  その後、いよいよサービス利用開始です!

まとめ

今回お伝えしたことを整理します。

障害福祉サービスは障害者総合支援法に基づいた国の支援制度
対象は身体・知的・精神障害のある方と難病の方
サービスは大きく「介護給付」と「訓練等給付」 の2種類
利用するには市区町村の窓口への申請がスタート「難しそう」と思っていた方も、少しイメージが湧いてきましたか?
まずは「こんなサービスがあるんだ」と知ることがいちばんの第一歩です。
次回は「申請ってどうするの?窓口から支給決定までの流れ」を詳しく解説します。

※ このブログは一般的な情報提供を目的としています。個別の状況については、お住まいの市区町村窓口または相談支援事業所にご相談ください。

ティーズ行政書士事務所」  

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