第2回:申請ってどうするの?窓口から支給決定までの流れ

第2回:申請ってどうするの?窓口から支給決定までの流れ

はじめに

前回は「障害福祉サービスとは何か」という全体像をお伝えしました。今回は「実際に使いたいと思ったら、どうやって申請するの?」という、多くの方が最初に悩むポイントを丁寧に解説します。

申請から利用開始まで、全体の流れ

STEP 1|市区町村の窓口に相談・申請する

どこに行けばいい?

お住まいの市区町村の福祉課・障害福祉課・障害者支援課(名称は自治体によって異なります)に行きます。わからない場合は、市区町村の代表番号に電話して「障害福祉サービスの申請をしたい」と伝えれば案内してもらえます。

相談だけでもOK

「まだ申請するかどうか決めていない」「自分が対象かどうかわからない」という段階でも、相談だけすることができます。窓口のほか、指定特定相談支援事業所(地域の相談窓口)に相談するのもひとつの方法です。

申請に必要なもの(一般的な例)

  • 印鑑
  • 障害者手帳(お持ちの方)
  • マイナンバーカードまたは通知カード
  • 診断書(求められる場合あり)

※自治体によって必要書類が異なるため、事前に確認することをおすすめします。

STEP 2|認定調査(聞き取り調査)

申請後、市区町村の職員や委託を受けた調査員が自宅や病院などに訪問し、日常生活の状況について聞き取り調査を行います。

調査の分野具体的な内容例
移動・動作歩けるか、車いすを使うか
身の回りの行為食事・入浴・トイレは自分でできるか
意思疎通言葉でやりとりできるか
行動障害パニックや自傷行為はあるか
特別な医療痰の吸引・人工呼吸器などが必要か

💡 「いつも頑張ってやっている」「人前だからできている」という状況で答えてしまうと、実際より軽く見られてしまうことがあります。「できない日」「サポートが必要な状況」を正直に伝えることがとても大切です。

STEP 3|審査判定・障害支援区分の認定

区分支援の必要度のイメージ
区分1比較的軽度。日常生活でのサポートは部分的
区分2〜3中程度。日常のいくつかの場面でサポートが必要
区分4〜5重度。多くの場面で継続的なサポートが必要
区分6最重度。常時の介護・見守りが必要

STEP 4|サービス等利用計画案の作成

区分が決まると、「どのサービスをどのくらい使うか」という計画を立てます。これをサービス等利用計画といいます。原則として、相談支援専門員(地域の相談支援事業所にいる専門家)に依頼して作成してもらいます。費用は無料です。

STEP 5|支給決定

サービス等利用計画案をもとに、市区町村がどのサービスを、どのくらいの量・頻度で支給するかを正式に決定します。決定後は「障害福祉サービス受給者証」が発行されます。

STEP 6|サービス事業所と契約・利用開始

受給者証が手元に届いたら、利用したいサービスの事業所を選んで契約します。相談支援専門員に紹介してもらうか、市区町村のリストや国のサイトで検索することができます。

※ このブログは一般的な情報提供を目的としています。個別の状況については、お住まいの市区町村窓口または相談支援事業所にご相談ください。

ティーズ行政書士事務所」  

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